はじめに。自己紹介
青山敦士 と申します。
島根県・隠岐諸島で、宿泊や観光に関わる仕事をしています。

隠岐で宿泊・観光の現場に関わる中で、高速船の運航が始まる3月1日が、島にとってどれほど大きな節目かを、毎年肌で感じてきました。
この日を、ただ「運航開始の日」として迎えるのではなく、島として胸を張って春を迎え、島の外からのゲストを迎えたい。そんな思いから、このプロジェクトを立ち上げました。
今回の「勝手に島びらき」は、私ひとりの取り組みではありません。

隠岐のお酒、隠岐の宿、隠岐の旅行会社、そして隠岐の船会社まで。「隠岐」という名前を背負う立場として、この日を一緒に祝いたいと考える仲間たちが、垣根を越えて集まりました。
島根県・隠岐諸島という場所
隠岐諸島は、島根県の沖合約60〜80km、日本海に浮かぶ島々です。

空港のある大きな島・島後と、3つの島からなる島前の、あわせて4つの有人島を指します(このほかにも多くの無人島があります)。本土とは船で行き来する距離にあり、季節の変わり目は、島の暮らしや観光の動きと強く結びついています。とくに春は、船の運航や食、酒が一斉に動き出す、島にとって大切な節目の季節です。
なぜ「勝手に」島びらきなのか?プロジェクトを立ち上げた理由
それは、「誰かが公式に宣言するのを待つ」のをやめたからです。
これまで隠岐では、観光客の受け入れは4月からという空気がありました。
しかし実際には、3月から高速船は動き、酒蔵には新酒が並び、島の暮らしは確かに春を迎えています。
「4月まで待つ」という姿勢は、島の可能性を自ら閉ざしているのではないか。
そう考えた私たちは、「ならば、自分たちで開いてしまおう」と決めました。
これは、人口減少が進む離島において、誰かに頼るのではなく、
自分たちの足で経済と活気を生み出すための挑戦でもあります。

3月1日、島びらきでの見どころ
― 島に景気が入る一日 ―
3月1日、島前と島後の2会場で、鏡割りの音を合図に、人が集まり始めます。
酒が注がれ、港に笑顔が増え、民謡や音頭が場をあたためていく。観光客も、島の人も、同じ場所で春を迎える――島に「今年が始まった」という空気が立ち上がる一日です。

隠岐酒造の「一番酒」初出し
この冬に仕込んだばかりの純米大吟醸を、その場で鏡割り。
当日は鏡割りセレモニーを行い、“島びらき祝い酒”として来場者の皆さまに特別価格で提供。
新酒ならではの華やかな香りと、搾りたての瑞々しい味わいを楽しめる、年に一度の機会です。
〈注目ポイント〉
・1杯200円/飲み放題500円
・鏡割りは午前11時とお昼過ぎの2回実施予定
・今しか味わえないフレッシュな大吟醸を堪能

隠岐の岩ガキ「初売り」
旬を迎える岩ガキをその場で網焼きに。
今シーズンの“初出し”となる新鮮な岩牡蠣を、その場で味わえるほか、迫力満点の殻むき体験も実施します。
島の商店が結託するマルシェ
地元の人気店が集まり、島の食材を使った限定メニューを提供。
〈出店予定〉
・海士町
手作りフォカッチャサンド、クラフトジン、サザエコロッケ ほか
・島後
ビビンバ丼、チーズケーキ、出雲から届くこだわりのパウンドケーキ、
大人も子どもも楽しめるワークショップ など
※出店内容は変更となる場合があります。
その他
ステージでは隠岐民謡の披露をはじめ、
来場者も一緒に楽しめるキンニャモニャ踊りを実施予定。
見て、聞いて、参加して――
島の文化を身近に感じられる、世代を問わず楽しめるプログラムです。
これは完成されたイベントではありません。
けれど、島にとっては確かな景気づけであり、一年の動き出しを知らせる合図でもあります。
この挑戦を支える島の仲間たち
この「勝手に島びらき」は、ひとつの会社や組織が主催するイベントではありません。
島の春を本気で動かしたい人たちが、立場を越えて集まった挑戦です。
島の外と内をつなぐ生命線 「隠岐汽船株式会社」

島の米と水で魂を醸す 「隠岐酒造株式会社」

島の滞在を守る 「隠岐プラザホテル」と「Entô」

島前のにぎわいを育てる 「株式会社海士」

島の観光を足元から支える 「株式会社島ファクトリー」

クラウドファンディングのお知らせ
今回ご紹介したイベント「勝手に、島開き」の取り組みは島を愛する皆さんと共に新しい隠岐の観光を育てる挑戦です。 この始まりの瞬間を共に作り、共に祝いませんか?
