水若酢神社
まず最初に向かったのは、水若酢神社。西郷港から約13km、E-バイクで約1時間の場所にあります。延喜式神名帳にも記載されている歴史ある神社で、地元の人におすすめの場所を聞くと、よく名前が挙がります。周辺には、民家も点在しており、神社が地元の人との生活とともにある様子を見ることができます。境内はとても洗練された雰囲気で、御朱印や、御守りなども授与しています。島後で神社に訪れるなら、まず足を運んで欲しい場所のひとつです。
伊勢命神社
次に向かったのは久見地区にある伊勢命神社。こちらも延喜式神名帳に記載がある神社で、隠岐造という建築様式が特徴です。神社の前には川と田んぼが広がっており、自然に囲まれた落ち着ける場所にあります。この神社の面白いところは、鳥居の向きと手水舎の場所が通常と逆であることです。後ろ向きの鳥居をくぐって、向かって右側にある手水舎で手を洗うのは、とても不思議な感覚でした。水若酢神社から伊勢命神社までは約30分かかりました。
最後に、近くにある黒曜石の加工場にお邪魔しました。急な来訪にも関わらず、快く迎え入れてくださり、隠岐に関するお話や、商品について説明してくださりました。
E-バイク
その後は約1時間半をかけ、観光協会に戻りました。1日を通じて、隠岐の人々の優しさ、あたたかさに触れられた良い旅だったと思います。また、E-バイクに乗るのは今回が初めてだったので少し不安でしたが、安全に移動することができました。上り坂が多い島後では、自転車での長距離移動は厳しいと思っていましたが、E-バイクだととても楽だったことが印象的です。日差しが強く、長時間の移動だったため、疲れはありましたが、それ以上にとても思い出に残る良い旅になりました。風を切って走る心地よさや、周辺の景色を五感で堪能出来るのは、E-バイクならではだと思います。