このページの本文へ

特集

【移住者体験記】自然学習&キャンプツアーを体験してみた~西ノ島町~

  • エリア

    • 西ノ島町

隠岐4島の中でも屈指の絶景を誇る西ノ島町。その絶景の歴史や成り立ち、海洋ゴミの問題などを学びながら自然を満喫するキャンプイベントが開催されました。

このイベントは「(一社)隠岐ジオパーク推進機構」と、西ノ島町の宿泊施設「リゾ隠岐ロザージュ」が共同で企画し、学びとキャンプを合わせる事で、これまでにない新たしい価値を創造しようという試みです。

これまでとは違う視点から西ノ島を楽しんでみたいと多くのご家族が参加し、西ノ島町の新たな体験が垣間見える大盛況なイベントとなりました。今回の記事では、実際に参加したイベントの様子をお届けします♪

島前カルデラを一望できるイベント会場

島前カルデラを一望できるイベント会場

500万年前に形成され、国内有数の古さを持つことから日本地質百選にも選ばれている島前カルデラ。そんな火山活動によって生まれた美しい島前カルデラ(※1)を一望できる「リゾ隠岐ロザージュ」の広い敷地内でイベントは開催されました。

 

(※1)カルデラとは火山噴火によってできた陥没地形のこと。島前カルデラは低地に海水が入り込み、世界でも珍しいカルデラの海となっています。

 

爽快に広がる芝生サイトには、ナチュラルな風合いが魅力的な大型テントが2台設置されていました。テント内にはローテーブル、椅子、ベッド等が用意されており、こどもからおとなまでゆったりとくつろぐことができます。家族でふかふかなベッドを楽しんだり、カップルで海を眺めたり、過ごし方は様々。西ノ島町初のグランピング体験ということもあり、多くの人がテントに興味津々でした。

 


海の広がるロケーションでキャンプを楽しめる施設は西ノ島町に少ないので、観光客向けだけでなく、地域住民からの需要も相当ありそう♪テントサウナを設置したり、飲み会やイベント会場など様々な用途で活躍しそうです。



自然学習プログラムで隠岐の成り立ちを知る

自然学習プログラムで隠岐の成り立ちを知る

まずは、隠岐諸島の成り立ちを知る自然学習プログラムからスタートしました。海士町にある「N P O法人 隠岐しぜんむら」の福田さんが、ジオパークの成り立ちや隠岐を取り巻く海洋ゴミ問題などの題材に、自然環境との関わりを分かりやすくレクチャーしてくれました。

 

様々な実験器具を用いて大地の成り立ちを再現したり、会場近くの植物や木の実を詳しく説明することで、大自然を違う視点から楽しむことが出来ます。子供たちはもちろん、大人でも知らないことが多く、改めて自分の住んでいる町を見直す機会になったという声が多かったです。


実は、ちょうどリゾ隠岐ロザージュの近くにある「焼火山」は、島前カルデラの中央火口丘になります。中央火口丘とは、大きな火口やカルデラの内側に、後から生成された比較的小規模の火山のことです。焼火山は島前カルデラのほぼ中央に位置し、歴史的、地質学的にも貴重な山と言われています。そんな山の麓にあるホテルで島のことを学べるのは貴重な経験です。

本格的なB B Q

本格的なB B Q

自然学習プログラムを終える頃には、会場に香ばしい、香りが漂い始めました。今回のイベントの醍醐味は、何といっても本格的で贅沢なB B Q!メインディッシュはこの分厚すぎる牛肉です。写真映えがすぎる肉に、参加者の写真撮影が止まりません。そして、このイベントのために、BBQの専門家も登場。島根県吉賀町を中心に、様々な場所でサウナやB B Qイベントを開催している田村さんが腕を振います。


15cm以上ありそうな牛肉は、コンロで表面に焼き目を付けた後、グリルでゆっくり蒸し焼きにすることで、外側は香ばしく中はジューシーに仕上げます。野菜もグリルで蒸し焼きにすることでパサパサにならずに、旨味を最大限に引き出せるんだとか。他にも、彩り豊かな野菜串や西ノ島町のサザエ、ヒオウギ貝など地元の食材も振舞われました。

 

焼き上がった牛肉は、田村さんが丁寧に切り分けていきます。今回のイベントは、おかわり自由で飲み放題のため、我先にと参加者が行列を作っていました。肉用のスパイスや岩塩、タレなどの調味料も豊富に用意されており、味の変化を楽しむこともできました。


肉厚のモモ肉は赤身で脂が少なく、さっぱりと食べられるのが特徴的で、切り分けて食べると一気に華やかな気持ちに。口いっぱいに頬張ると、香ばしい香りとともに肉のジューシーな旨みが広がります。肉はとても柔らかく、味付けも美味しい!タレでも塩こしょうでも、どちらにも良く合う贅沢な味でした。


大好評の牛肉は追加でどんどん焼かれていきます!イベントの参加人数も多いので素早く大量に捌いていました。他にも、グリルで焼かれた野菜やサザエのつぼ焼き、炭火でこんがりと焼いた鶏肉も好評で、普段は食べられないキャンプ料理に参加者の皆さんも大満足の様子。改めてB B Qの深さと楽しさを感じることができました。


好天に恵まれた会場では終始、食べながら飲みながら色んな話に花が咲いていました。B B Qをお腹いっぱい食べた後は、目の前に広がる景色を楽しんだり、歩いてすぐの海岸で遊んだり、テントの中で寝転んでみたり。B B Qの残火でマシュマロを焼いている、こどもたちもいました。それぞれ優雅な時間を楽しみながら、イベントを満喫しているようで、今後も定期的に開催してほしいと思うほど楽しいイベントになりました。

西ノ島の新しい観光商品を目指して

今回のイベントで行った自然学習プログラムやキャンプは、2023年の4月以降に商品化する予定です。そのため、イベント時にはアンケートも行われ、このアンケート結果を元に観光商品としてさらに磨きをかけていきます。


キャンプや本格的なB B Qがしたいけれど、用具の購入や準備、後片付けが大変で手を出せない人たちも多いはず。でも、ホテル併設のキャンプであればサクッとキャンプ気分を楽しめそうですね。しかもホテルの大浴場やレストランなどを利用可能で、キャンプの大きなハードルであるトイレやお風呂にも困らない。まさに、キャンプ×ホテルのいいとこ取りの宿泊プランです。

 

さらにリゾ隠岐ロザージュは立地に恵まれており、夕日も星空も楽しめる数少ない場所です。都会の喧騒から離れ、西ノ島の時間を心ゆくまで楽しむにはぴったりです。西ノ島町の新しいコンテンツとして販売されるのが待ち遠しいですね♪