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【秋】秋の神社巡りツアー、実際に体験してみた ~隠岐の島町・西ノ島町~【移住者体験記】

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    • 隠岐の島町
    • 西ノ島町
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 隠岐の10月~11月は秋祭りのシーズン。各地の集落では古来から伝わる祭りが多く開催されます。
田植え前に行う春祭りに比べて、収穫を終えた秋祭りはどこかのんびりした雰囲気。
山も色付く秋空の下、気が付くと潮風もひんやり冷たく感じ、
冬がすぐそばまできていることを感じさせます。

そんな絶好の行楽シーズンの中に、神社を巡りながら島の成り立ちや言い伝えを教えて貰い、
秘境スポットや絶景スポットに連れて行ってくれるツアーがここ隠岐諸島にあると聞きました。

実際に隠岐の島町と西ノ島町のツアーに参加してきましたので、その見所をご紹介させて頂きます♪

取材 岸本 昇也
隠岐の島町在住、28歳。22年7月に大阪から移住。観光開発に取り組む。

隠岐の島町 御神木コース


西郷港の近く、ビューポートホテル前からスタートしました。
島のことを知り尽くした観光タクシーのドライバーさんより、乗車前に本日のコースについて説明。
今回のコースは隠岐の島町の三大杉のうち、「かぶら杉」と「乳房杉」をメインに回るコースの様です。主に島の東側を回る予定です。
特に「乳房杉」は道路工事の関係もあり、通行できるルートが時期によって変わるので、島の道路状況に詳しいドライバーさんだと安心です。細い林道も難なく通って行かれました。

御神木にまつわる神話や、日本海側に群生するウラ杉の特性、日本最古級の山祭りの秘話など色々教えて頂きました。
もちろん杉自体は樹齢数百年以上の巨大な杉です。自然の壮大さを感じながら、パワーたっぷりの空気を吸い込みデトックスしました。

展望台や海岸なども立ち寄って頂き、写真映えスポット盛りだくさんで、大満足の内容でした。

 

比較的時間の短いコースですので、お時間がない方や御神木のパワーをたっぷり頂きたい方は是非♪

隠岐の島町 正式参拝+ローソク島遊覧コース


隠岐の島町の2つ目のコースは、水若酢神社の正式参拝を体験出来るコースとのことです。
正式参拝、実際に体験したことがないのでワクワクしながらタクシーに乗り込みました。
今回も西郷港近くからスタート。島の西側を巡るコースです。

最初は玉若酢命神社と八百杉を見学しました。玉若酢命神社は縁結びや勝負事の神様で、あの出雲大社の大国主命(オオクニヌシノミコト)も祀られているそうです。しめ縄も実に立派でした。
八百杉は隠岐の島町の三大杉の一つ。触れる距離でこんな大きな杉を見ることが出来るなんて、なんて贅沢なのでしょうか。見上げるだけで首が痛くなるほど巨大でした。

その後は壇鏡神社の滝を見に行きました。裏側から滝を眺める事が出来る「裏見の滝」は水しぶきもほんのり当たって気持ち良いです。隠岐にかつて流されてきた小野篁もこの滝で修行したと伝えられています。
※裏見の滝は落石も御座います。観光の際はご注意ください。

その後は本コースのメインである水若酢神社での正式参拝(昇殿参拝)を体験しました。
手水や柏手の作法を丁寧に教えて頂きながら、普段は入れない拝殿の方で参拝します。
宮司さんより、祝詞の奏上、玉串奉奠(たまぐしほうてん)をして頂きました。古くから島の守り神として一の宮の位を授かっている水若酢神社での正式参拝は、心が洗われる様な感覚がありました。
帰り際に宮司さんから御神酒(おみき)を頂きました。非常に価値のある体験でした。

日も暮れてきて、最後はローソク島遊覧船に乗船します。天候や波の状況に左右されるため綺麗なローソク島を見ることは非常に困難なんだとか。
この日はバッチリ、ローソク島に火が灯りました!(神様のお力添えがあったかも知れません。)
夏場より秋の夕暮れの方が陽の温かみがあって、より美しいローソク島に仕上がるそうです。

 

隠岐の島の絶景スポットも特別な体験も同時に堪能出来るコースでした♪

西ノ島 一日探訪コース 


次は島前(どうぜん)の3島のうちの一つ、西ノ島のコースに参加しました。
こちらは、なんと6時間も西ノ島をめぐるコースになります。
長いかな?と思いましたが、全然そんなことはありません。大絶景を堪能し、隠岐のことを知るには、むしろ時間が足りないくらいでした。
最初は別府港の西ノ島ふるさと館からスタートし、本日めぐるコースについて地図をもとに説明してもらいます。2階の展示コーナーには西ノ島の農耕の歴史や、シャーラ船(お盆に行われる精霊送りの船)の模型図、山本幡男氏(※)の遺書など様々なものが展示されており、解説をしてもらいながら島の歴史を紐解きました。島を回る前に好奇心が刺激され、ワクワクが高まってきます。

※山本 幡男は、第二次世界大戦終結後に旧ソビエト連邦によるシベリア抑留を経験した日本人の一人。日本への帰国が絶望的な状況下において、強制収容所内の日本人俘虜たちに日本の文化と帰国への希望を広め、一同の精神的支柱になり続けた。

次に訪問したのは焼火(たくひ)神社です。
途中からは、タクシーを降りて登山ルートを登り参拝します。(約15分)
長い階段を上り、ようやく辿り着いた先には、立派な唐破風(からはふ)を持つ神秘的な御社殿。その堂々たる佇まいは、重機もない時代、こんな山の上によくぞ建てた!と感心するほどでした。

参拝後は、隣にある社務所に案内されました。ここは、通常では入ることができない場所です。これもこのツアーならではのうれしいポイントですね!島前3島が見渡せる非常に眺めの良い、何とも居心地の良い部屋での休憩は、心が安らぎます。ここでは、お昼のお弁当を食べながらガイドさんから、島前カルデラの成り立ちについて教えてもらいます。地質や地形と島の神様たちの神話は、密接に結びついているということに改めて気づかされた興味深い時間でした。

焼火神社を後にして、次は由良比女神社にやってきました。
名神大社の位を得ている由緒ある神社になります。(※)  由良の地へイカを呼び寄せたイカ寄せ伝説の話を聞きました。西ノ島の至る所にイカの絵が書いてあるのは、そういった理由があるのですね!

※名神大社(みょうじんたいしゃ)とは、日本の律令制下において、名神祭の対象となる神々(名神)を祀る神社である。式内社の中でも特に由緒正しく、霊験にすぐれた祭神を祀っている。

由良比女神社の次は、西ノ島で一番の景勝地、摩天壁へ向かいました。
途中の道では道路上に牛や馬が出没し、大自然を感じます。
頂上に到着し車から降りると、駐車場の横に山本幡男氏の顕彰碑を見つけました。
山本幡男氏は、東京国際映画祭のオープニング作品に選ばれた「ラーゲリより愛を込めて」の主人公で、西ノ島ではシンボルのような方だとのこと。(映画の俳優は二宮和也さん)

摩天壁は巨大なナイフで垂直に切り取ったような海抜257mの大絶壁でした。海食作用によってできた崖では日本有数の高さを誇るとのことです。大絶景に牛や馬が放牧されている風景は、日本ではなかなか感じることのできない非日常的な風景です。西ノ島に訪れた際は必ず行きたいスポットですね。

最後は摩天崖からタクシーで下り、国賀浜に到着しました。
国賀浜には「通天橋」という、海に大きくせり出した岩の架け橋を見ることが出来ます。
他では、なかなか見ることのない景色が続き、シャッターが止まらず、私の写真フォルダは一杯になりました。記憶にも記録にも残したい風景です。

 

気付けばあっという間に、6時間は過ぎていました。
西ノ島は至る所に「ジオパーク」を感じるスポットがあり、もっと地質や生態系について知りたいと思うきっかけが転がっています。
タクシーガイドさんは、非常に接しやすく、島を熟知していて知識豊富でいろいろ教えてくれて、こちらからも聞いたらなんでも答えてくれる方で大変充実した1日でした。
大自然で癒され、知的好奇心をくすぐられる旅に出たい方は是非ご参加ください♪

コースのお申し込みはこちら


【隠岐の島町】
隠岐の島町 御神木コース新しいタブで開きます
体験時間:約3時間
料金:22,800円(2名の場合)

隠岐の島町 正式参拝+ローソクコース新しいタブで開きます
体験時間:約5時間半
料金:60,000円(2名の場合)

 

【西ノ島町】
西ノ島探訪 1日コース新しいタブで開きます
体験時間:約6時間
料金:50,000円(2名の場合)
西ノ島探訪 半日コース新しいタブで開きます
体験時間:約4時間
料金:29,400円(2名の場合)