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後鳥羽院遷幸800年

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後鳥羽院遷幸800年

2021年は隠岐の文化・歴史にとって記念の年!
ちょうど800年前の1221年、とある方が隠岐に来られ様々な文化が育まれました。その後、日本海の隠岐という島を超えて日本中、世界中へ拡がる文化として拡がりました。さて、どなたが来られたのでしょうか?

正解は社会の授業でおなじみ「承久の乱」に登場する後鳥羽上皇(後鳥羽院)!
1221年に鎌倉幕府を打倒しようと「承久の乱」が起き、その戦いに朝廷方が敗れたことで、後鳥羽上皇は海士町(中ノ島)へご配流となり、崩御される(亡くなる)までの19年間を過ごされました。

海士町にある隠岐神社は後鳥羽上皇をお祀りした神社で、島では親しみもこめて「ごとばんさん」と呼んでいます。

■後鳥羽院顕彰事業実行委員会

■後鳥羽院顕彰事業実行委員会

この記念年を迎えるにあたり後鳥羽院に由縁を持つ伝承と文化、後鳥羽院も目にした豊かな自然環境に改めて目を向けたいと考えています。

そこで、後鳥羽院が携わっていた文化・歴史を学ぶことはもちろん、島の成り立ちや伝統的な暮らし、そして現代起きている新しい文化の芽一つ一つも大切な財産として、隠岐内外の皆さまと未来へつなげてゆく「後鳥羽院顕彰事業実行委員会」を昨年設立しました(委員長:海士町長 大江和彦)。

■後鳥羽院顕彰事業実行委員会

■新御番鍛治プロジェクト始動

■新御番鍛治プロジェクト始動

後鳥羽院がこよなく愛した日本刀。
文化・技術を未来へつなぐべく「新御番鍛治プロジェクト」を発足しました。
顕彰事業実行委員会ではそのビジョンに共感しており、共に活動しています。

≫詳細はこちらから

■今後にむけて

■今後にむけて

コロナ禍により、当初2021年内に予定していた様々な行事は、2022年に開催できるよう準備を進めています。
後鳥羽院や隠岐、島根に縁のある6つの文化行事を開催のほか、座談会形式/講演形式などオンラインでの「島の文化会議」も予定しています。全国、海外にいらっしゃる多様な皆さまが「ごとばんさん」の文化に出会いに隠岐へお越しいただけること、またオンラインでも交流を深める機会をご一緒できることを関係者一同愉しみにしています!